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立ち上がる生徒会
突如として現れ、つむぎを封印しまったもうひとりのチィ。「ダークチィ」と名乗る彼女は現状のアイプリを「退屈」と断じ、アイプリバース全体を闇の世界へと変えてしまった。ダークチィはつむぎを閉じ込めておくことで、自身がアイプリの頂点に立つことが目的であるようだ。

一方で本物のチィはバースインすることができず、ひまり達と共に生徒会に助けを乞う。チィはダークチィを「私じゃ……ない」と否定しつつも、その一方で自身がつむぎを超えたいと願ったことがダークチィ誕生の原因だと考えており、責任を感じているようだ。

そこで立ち上がったのがカルテットスターの4人だった。スターアイプリとしてアイプリバースを管理する側でもある彼女たちが、いち早くつむぎの救出に向かうこととなったようだ。そんなカルテットスターに「つむぎを……助けてあげて!」と泣きそうな顔で懇願するチィ。友達の安全を何よりも願う彼女の姿を見れば、この騒動の根本的な原因がチィではないことは明白だろう。
GIRI GIRI STAR
ダークチィに直接対決を申し込むカルテットスター。しかしカルテットスターを前にしても、ダークチィは余裕の表情を崩さない。さらには「守られた夢の世界でやってた甘ちゃんに格の違いってものを見せてあげるわ!」と言い放ち、ダークチィが先にステージに立つ。
ダークチィが繰り出した楽曲は『GIRA GIRA STAR』。一見するとチィと同じ曲だが、歌詞は「私はいつだってひとり」「グッバイきらめいた世界」といった言葉に変化しており、彼女の破壊衝動の片鱗が見えてくる。また不気味な色を放つバズリウムチェンジは異質だが、同時に蠱惑的な輝きを放っている。
言うならばダークチィとは劣等感を抱えた結果、自分ではなく世界を変えることを選んだ世界線のチィなのだろう。そのような攻撃的なアイプリというのは過去には存在しなかっただろうし、そういう意味で自分以外が「甘ちゃん」に見えるのかもしれない。特異的な存在であり、彼女のライブ後にプリともが盛り上がっているのもどこか納得してしまう。悪ではあるのだろうが、魅力的な存在には違いない。
ダークチィのライブを見ていたカルテットスターは、彼女が殿堂入りコーデのひとつ「ウィッシュメロディグランプリコーデ」を着ていることに気がつく。しかしコーデは色合いを含めて大きく様変わりしており、ダークチィが着用したことで「ダークウィッシュメロディグランプリコーデ」とも呼べるものに変貌してしまっているようだ。
そこでサクラはダークチィに対し、急遽としてこの対決を「第5回アイプリグランプリ」へ変更することを提案。勝者がコーデを獲得するという条件が加わるわけだが、はっきりいってダークチィにとってはデメリットしかない申し出である。ただダークチィはこの提案を興がり、グランプリ開催を承諾。そして決着は次回へと持ち越されることとなった。
ダークチィの存在はやはりチィのアイプリブレスに原因がありそうである。またひまりの父親も何らかの形で関係していそうだ。
そして次回は空気気味だったひまりとみつきの活躍にも期待したい。
次回、第42話「アイプリバースをとりもどせ」
少しプリパラっぽさを感じるサブタイトルだ。ただ本編ではサクラの自信満々の態度がフラグにしか見えなくなってきた。
第5回アイプリグランプリの開催が決定!カルテットスターが勝てばつむぎを救い出せる。だがダークチィが勝てば、カルテットスターもつむぎのように閉じ込められてしまうことに。心配するひまりだが、サクラは任せてほしいと言い切る。そんな生徒会四人の強さのひみつは何なのか……。ひまりとみつきは、四人の練習に参加することに。ものすごくハードな練習内容に驚く。でも、これが四人の強さのひみつなんだ。頼もしさを感じたひまりとみつきは、つむぎを助けてくださいと四人にお願いする。そして、いよいよ運命のグランプリの日がやってきた!
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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