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チィとつむぎ
前回、アイプリであることを明かしたひまりとみつきだが、チィだけはいまだにクラスメートから信じてもらえていないらしい。またチィは精力的にライブを続けてアイプリランキングの上位に名を連ねるなど充実しているものの、プリともの間ではつむぎが不動の人気となっており、そこに歯がゆさを感じてもいる様子。
そんなとき、チィからつむぎにライブのリクエストが送られたことが話題となっていた。しかしチィに身に覚えはないという。不可解な出来事を訝しむチィ。そのとき背後の鏡から「今のままでいいの?」「一番でいたかったじゃない?」と謎の声が聞こえてくる。それは鏡の中のチィの口から聞こえてきており、またチィの内面から響いているかのようでもあった。

すぐに正気を取り戻したチィは、リクエストを送った人物の正体を掴もうとアイプリバースへ向かい、そこでライブ直前のつむぎを見つける。つむぎはチィからリクエストを貰ったことを純粋に喜んでいた。またつむぎは「アイプリなれた。チィのおかげ」と口にする。つむぎはチィからライブのやり方を教わっており、そのことに感謝しているようだ。チィにはグイグイ気味なつむぎと、そんなつむぎの純粋さにたじろぐチィの関係性はやはり和む。
闇チィ
そうしてライブへと向かうつむぎ。圧倒的な輝きを放つそのステージはまさにプリンセスと表現するに相応しい。しかしそんなつむぎの姿を前にしたチィは「私がこんなふうに輝きたかった」「一番星には届かない」と悔しさをにじませていた。
これまでチィは何度も苦境に立たされながらも壁にぶつかり続け、ついにバズリウムチェンジを達成した。しかしスターアイプリという頂点に近づくにつれて、かえってつむぎという壁の高さを痛感することになってしまったのかもしれない。またつむぎがチィに恩を感じているのと同様に、チィもつむぎを大切な友達だと思っているからこそ彼女への劣等感や敗北感がチィの胸に鋭く刺さるのだろう。
そのとき、チィのアイプリブレスから突如として謎の黒い影が出現。それはチィに瓜二つの人物であったが、その漆黒に輝く瞳は明らかに別人だ。もうひとりのチィはそのままステージ上に現れ、つむぎに握手を求める。しかし互いの手が触れたその瞬間に黒い閃光がほとばしり、つむぎは花の蕾のようなもののなかに閉じこめられてしまった。
時を同じくしてアイプリバースから強制的に退場させられるチィ。そこにひまりとみつきもいたことで、ステージにいるチィが偽物であると気がついたようだ。そして続きは来週へと持ち越しとなった。
最近はつむぎの出番が少なめだったこともあり、あまりの急展開に驚かされた。偽チィの正体は現状では不明である。チィの内面から生まれたものなのか、もしくはチィの負の感情を利用して顕現した何かしらなのか。『ひみつのアイプリ』においてここまで大規模なシリアス展開は初めてだと思うので、ここからどのような展開を迎えるかに注目したい。
次回、第41話「最強のダークスター」
もうひとりのチィは「ダークチィ」と名乗り、アイプリバースに混沌をもたらしているようだ。そんな危機にカルテットスターが立ち上がるようだが果たして。
もう一人のチィは叫びとともにMCアイムゥを吹き飛ばし、アイプリバースに混乱をもたらす。止めに行こうとするチィ。だが、バースインできない。チィはひまりにつれられ、生徒会室に。真実夜チィがアイプリのチィだと気付いていた生徒会は、もう一人のチィとアイプリのチィは別物であることを見抜いていた。もう一人のチィは過激なパフォーマンスでプリトモたちを盛り上げている。彼女は「ダークチィ」と名乗り、アイプリバースをまるで夜のような闇の世界に変えてしまった。ダークチィの暴走を止めるため、そして、つむぎを救うため、生徒会の四人が立ち上がる。
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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