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部長に求められるもの
「パラダイス学園にアイプリが全然足りな~い!」というヴィクトリアの一声で、学内にアイプリ部が発足されることとなった。入部希望の生徒が集まるなか、サクラの進行のもとでまずは部長を決めることに。
立候補や推薦があり、最終的に
- ひまり
- みつき
- チィ
- アイリ
- リンリン
の5人が候補となった。
それぞれが自己紹介を含めた所信表明でアピールするなか、ひまりだけは部長としてやりたいことがはっきりせず、ついには立候補を自ら取り消してしまった。そのことをどこか寂しげな笑顔で話すひまりに対し、みつきは入学したときのことを語りだす。ひまりはあのとき“友達を一万人作ってみんなを笑顔にする”という目標を口にした。緊張しながらの発言ではあったが、みつきに「ひまりちゃんならできるんじゃないかって思ったよ」と振り返るほどの力強さがそこにはあったようだ。
ひまりの本心を見抜いたからこそ、みつきはその話をしたのだろう。その言葉でひまりは自分が本当にしたいことは何なのかを再び考えはじめたようだった。
そして迎えた最終演説の日。アイリは公職選挙法違反に引っかかり被選挙権を剥奪、リンリンはアイリの邪魔をすることが目的だったため辞退となった。残ったみつきとチィが熱い演説をするなか、最後にサクラが「自分が持っている『楽しい』を届けたいと思う者は?」と聞いていた人たちに問いかける。サクラは「みんながアイプリを楽しめること」がアイプリ部の目標であり、それを体現している人に部長になってほしいと考えているようだ。サクラのなかでは始めから部長の適任はひまりと考えており、最後の問いかけもひまりに向けて投げかけたものだったのだろう。
サクラの言葉を受けて、緊張で震えながらも壇上に立つひまり。そこでひまりは入学してからこれまでのことを語り、ついに自身が“アイプリのひまり”であることを明かす。教室内が驚きでどよめくなか、ひまりは「私の気持ちは全部アイプリで伝えます!」と語り、ライブでその想いを伝えることにしたようだ。
曲名は『パステルステップデイズ』。アイプリとして一歩を踏み出し、多くの喜びと出会ったひまりの経験が表現されている楽曲だ。ひまりは「もっともっとアイプリが好きな人を増やしたい。そしてみんなを笑顔にしたい!」と独白していたが、その想いこそがサクラが部長に求めているものだったのだろう。
教室に戻り、歓声のなかで迎えられるひまり。ひまりが部長になることは満場一致で決定したようだ。一方のひまりの最初の提案は、みつきとチィと一緒に部長になることだった。これまでデュオやチームで大きな力を発揮してきたからこその提案なのかもしれない。またその流れでみつきがアイプリであることも明かされていった。「ひみつ」とは言いながらもさすがに隠し続けるのも不自然さがあったので、明かすには良い頃合いだったのかもしれない。
ひまりの新曲、そして部長就任と、新年一発目の内容としては最高のものだったのではないだろうか。今後はアイプリ部の存在や、アイプリであることが明らかになったことで展開が広がっていくことに期待したい。
次回、第40話「闇夜の一番星」
一応は部長に就任したチィが次回の主役。何やらチィの偽物がアイプリバースに出没しているらしい。
最近のチィは絶好調!ランキングもどんどん上がり、次のアイプリグランプリ優勝を宣言する。だがランキング一位は、依然つむぎのまま。そんなつむぎにチィからのリクエストが送られたと盛り上がるプリトモたち。しかし、チィはつむぎにリクエストを送った覚えはないと言う。不思議に思っているチィの背後から、謎の声が聞こえてきた。「今のままでいいの?」「一番でいたかったじゃない?」果たして、声の主は……?そして、つむぎがライブを行う時、なにかが起こる……。
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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