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アイプリの本質
これまで登場していないなかったみつきの両親だが、オーケストラ奏者として世界を飛び回っており、多忙な毎日を送っているようだ。そのため寂しい思いをしているみつきだが、今年のクリスマスはひさしぶりに両親が帰ってくるとのこと。気丈に振る舞っていたみつきだが、両親に会えることを喜ぶ表情はやはりまだ少女であることを感じさせる。
2人は生徒会主催のパーティに招かれ、ごちそうや雪遊びなどを満喫。しかしその最中、大雪で飛行機が欠航して両親が帰ってこられないという連絡がみつきに届く。それまでの楽しかった様子から一変し、みつきは自室のベッドで寝込み、涙を流すほど落ち込んでしまう。
みつきを元気づけたいひまりは、サクラへと相談する。「ひまり、私たちは何者だ?」と質問を投げかけるサクラ。答えに迷うひまりだったが、しばらくして「私たちは……アイプリ」とサクラの問いの意図を理解する。アイプリは人々を笑顔にする存在である。そしてそれは親友のみつきに対しても例外ではないということだろう。
クリスマスの奇跡
ライブではひまりとカルテットスターがクリスマスコーデを披露。「みつき、見ていてくれたか?」と心のなかで尋ねるサクラの表情はミーたんの熱狂的ファンではなく、ただただ後輩を元気づけたい生徒会長としての顔になっていた。ひまりに相談されたときといい、肝心のときには頼りがいのあるサクラの姿が印象的な回でもあった。
寮へと戻ったひまりを迎えたのは、すっかり元気を取り戻したみつきだった。また両親も次の便で帰ってこられるようになるなど、みつきにとっては嬉しい出来事が重なる結果となったようだ。
そのとき、ひまりとみつきは鈴の音と共に空を飛ぶサンタとトナカイの姿を目にする。こんなにファンタジーな世界観だっけ? と一瞬思ったが、一応は魔法が存在する世界だし、クリスマスの奇跡ということで納得しておこう。ひまりが言っていたように、みつきに立て続けに幸福が訪れたのはサンタからのプレゼントだったのかもしれない。
次回、第39話「ひまり、あらたなステップ!」
なんと学校にアイプリ部が新設されるらしい。部活動という要素はこれまでにあまりないように思うし、また新入生の入部などの展開も期待できる。今後の展開に期待が高まりそうだ。
アイプリをもっと盛り上げるため、パラダイス学園にアイプリ部を作ることを宣言するヴィクトリア学園長。部活動としてスタートしたアイプリ部の顧問は、更科先生。そして、部長を五人の中から投票で選ぶことになった。その五人とは……チィ、アイリ、リンリン、みつき、ひまり。しかし、緊張しぃのひまりは自信が無いので、やっぱり辞退したいと言い出し……。果たして、部長に選ばれるのは誰になるだろうか⁉
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
なお年末年始ということで、次回の放送は1月5日(日)となるようだ。少し寂しくはなるが、第2期の制作は決定しているので不安はない。来年もよろしくお願いします。
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