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ハロウィンの怪
パラダイス学園では、ハロウィンの日に一年生が仮装をしてお菓子を貰うイベントがあるらしい。その一方で、異世界につながる扉が現れるという奇妙な噂も存在しているとのこと。チィからその噂を聞いたひまりは興奮気味だが、怖がりなみつきは見るからに乗り気ではない様子だ。
当日、ひまり達は仮装をしてお菓子を貰いつつ、例の開かずの扉を探すことに。生徒会から情報を得ながら扉を探すが、途中でみつきはアイリに驚かされてゲル状になってしまい、またひまりはチィと入れ替わるように現れた謎の存在と行動を共にしていた。見た目にはチィと同じ仮面をつけており、声も発しないためその正体は不明だ。個人的な予想としてはつむぎが仮装しているのかと思っていたが、アイプリバースでアイムゥと会話する描写がありそれも否定される。
探索を続けるうちに、一同はサクラとタマキの部屋があるイースト・ローズ寮へと足を踏みいれる。そこには不自然なまでに封鎖された謎の扉があり、これこそが開かずの扉だと全員は確信。生徒会室の前でみつきが立ち聞きしてしまった「ひみつのノック」をすると、中から現れたのは会長だった。頑なに拒む会長の隙を見て部屋の中へ入ると、そこにはアイプリのみつきのグッズが所狭しと並べられており、俗に言うオタク部屋となっているのだった。会長がみつきのファンであることは何度か描写されたものの、ここまで熱狂的だとは想像していなかった。
つまりハロウィンの時期に現れる開かずの扉とは、お菓子を貰いに下級生が来ることを恐れて引きこもる会長の部屋の扉のことだった。「この行事を無くせないだろうか」と会長が悩んでいたのも、オタク部屋の発覚を恐れていたからなのだろう。結果的に下級生はおろか、本人にまでバレてしまったのは気の毒すぎる。
羞恥のあまり涙目で再び部屋に閉じこもる会長。そんな会長に、みつきは「私とってもうれしいです!」とファンに対する完璧な対応を見せる。推しの言葉に元気を取り戻した会長は、サイリウムを両手に「ミーたん!ミーたん!」と咆哮。その声は廊下にまで響き渡っているのだった。
そして気になる謎の存在の正体だが、既存のキャラではなく本物のお化けという容赦ないホラーオチだった。さすがのチィもこれには恐々としていたが、ひまりの「ミラクルが起きたね!」という言葉にいつもの調子を取り戻せた様子。ひまりの物事をポジティブに捉えるこの性格は、チィに必要なものなのかもしれない。
次回、第31話「やくそくの一番星」
いよいよチィが主役の回。チィの過去について描かれるなど、目が離せない回となりそうだ。
突然シークレットフレンズ∞に入ると言い出したチィ。チィはバズリウムチェンジができなくて焦っていた。どうして、そこまでバズリウムチェンジにこだわるのか…?
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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