【感想記】ひみつのアイプリ 第26話 「We are カルテットスター!」

ひみつのアイプリ

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『ひみつのアイプリ』第26話&第27話のあらすじ・先行場面カット | アニメイトタイムズ
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準決勝(決勝)

第3回アイプリグランプリが開催。シークレットフレンズとカルテットスターは準決勝で雌雄を決することになったようだ。その一方でチィは初めての決勝進出を決めていた。チィには悪いが、この準決勝が実質の優勝決定戦としか思えない。

強敵との戦いを控えているひまりとみつきだが、緊張している様子などはなくいつもどおりのマイペースだ。そして相手となるカルテットスターだが、サクラを始めその表情は自信に満ち溢れており、敗北など微塵も考えていないように見えた。

準決勝当日。シークレットフレンズはなおも成長を続けており、パフォーマンスは過去最高の仕上がりとなっていた。しかしそんなライブを前にしても、サクラは「それでも勝つのは私たちだ」と余裕の笑みを絶やさない。サクラは自身を卑下する性格ではないが、かといって虚勢を張る人間でもない。そんな彼女がここまでの自信に満ち溢れた態度を取るということは、それほどにカルテットスターの絆を信じているということだろう。もしくは彼女の目にはシークレットフレンズとカルテットスターの実力差がはっきりと見えていたのかもしれない。

簡単に見つかるオアシスは蜃気楼

準決勝から時間が経過し、場面はグランプリの決勝戦当日に切り替わっていた。ひまりのクラスメイトたちは決勝戦で戦うチィとカルテットスターの話題で持ち切りだ。シークレットフレンズは敗北していた。いつもどおりに振る舞おうとしているひまりと、素直に悔しさを吐露するみつき。キャラクターの後日談で敗北を示唆する演出が物悲しさに拍車をかけていた。

そして始まった決勝戦。ついに冒頭からチィの曲が聞けたものの、コーデチェンジが挿入されていない段階で色々と察せられる。いつものようにフェードアウトし、そしてバズリウムチェンジが発動しなかったことを悔しがるチィ。もうやめてあげて。

カルテットスターのライブを最後まで見ずに、その場を立ち去るチィ。本人としても結果は見るまでもなかったのだろう。以前に審査員が“ソロがデュオに劣るわけではない”という話をしていた。それは間違ってはいないのだろうが、やはり相手が悪すぎると言わざるを得ない。違ったカラーの4人がステージ上で舞い踊る姿は圧巻であり、可愛らしいのに格好よく、そして流麗でいて重厚。それがカルテットスターという存在だ。彼女たちを打ち倒すには並大抵のことでは不可能だろう。

カルテットスターの優勝を見届けたひまりとみつき。心配するみつきに対して「私は大丈夫」と言いながらも、ひまりの目からは涙が溢れていた。楽しかったはずのステージが、敗北で恐怖に変わる。同様の展開はシリーズでも見てきたが、ひまりは自分を応援しているファンの存在を知り「私もっと頑張るよ」とすぐに前を向いた。共に歩むことのできるみつきとつむぎの存在も大きいのだろう。ここで立ち止まらず、前を向くことができたのはひまりの強さだと自分は思う。ひまり達がカルテットスターに勝利する姿を心待ちにしたい。

次回、第27話「ひみつのオシャレ魔女」

20周年を迎えた『オシャレ魔女♥ラブandベリー』とのコラボ回のようだ。

ダンスレッスンに夢中になっているひまりとみつき。休憩中、ダンスのレッスン方法を調べていると、とてもかわいい二人組が画面に映る。彼女たちは超人気デュオ、『オシャレ魔女』のラブとベリーだった。

そんな時、めが姉ぇさんから呼ばれるひまりたち。なんと、アイプリミュージアムに飾られている殿堂入りコーデが、どこかに行ってしまったという。しかも、それを一緒に探して欲しいとお願いしてきたのは、オシャレ魔女ラブ アンド ベリーだった!

各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト

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