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おともだちブレス
ひまりのアイプリブレスを見たいというサクラ。その流れで、ひまりはサクラに生徒会結成の秘密を教えてもらうことになった。入学当時のサクラはすでに生徒会長として尊敬の眼差しを浴びる存在だったが、その一方でなかなか友達ができないことに悩んでいた。そんな彼女の唯一の安息のとき──それがアイプリとしてステージに立っている時間だった。
しかしある日、アイプリバースから戻ったところをタマキと遭遇。動揺のあまりペラペラと自身の正体をバラしてしまったが、同時にタマキが自分と同じスターアイプリであることを知る。タマキはサクラの正体に気がついていたらしいが、尊敬の念が強すぎてなかなか言い出せなかったらしい。完璧な印象の強い2人だけに、仲良くなったきっかけが青春で微笑ましい。
気になるアイスマイリンとの出会いは木々が黄色く色づいてきた頃のことだった。独自にサクラとタマキの正体にたどり着いたというアイスマイリン。特別なアイプリブレスをサクラとタマキに差し出し、その代わりにアイプリバースの謎を調査してほしいと依頼する。
アイリの発言にたびたび登場してきた「ダディ」だが、実はアイプリバース社の結構そこそこ偉い人であることが判明。アイプリブレスもそのコネで用意できたもののようだ。そしてアイプリバースの謎とは第3話でも語られた「真のアイドルプリンセスが目覚めるとき、伝説のコーデが現れる」という噂のことだった。伝説のコーデの調査はサクラが主導で行っているイメージがあっただけに、アイスマイリンがそのきっかけを作っていたことは意外だった。
生徒会結成秘話を聞いたひまりは「サクラさんたちのアイプリブレスも『おともだちブレス』なんですね!」と嬉しそうだ。ひまりはアイプリブレスを手に入れたその瞬間から友達の輪が広がっていった。だからひまりにとってはアイプリブレスは「おともだちブレス」でもあるらしい。そんなひまりの言葉に何かを気がついた様子のサクラ。ややもすれば聞き流してしまいそうなひまりのほんわか話に真面目に耳を傾け、活かしていくところはサクラの素敵なところだ。似たような場面はこれまでにも何度かあったように思う。
「成果はあった」と生徒会室へ戻るサクラ。アイプリブレスは表面だけを見ればアイプリになるための鍵だが、サクラはアイプリブレスに「運命をつなぐ力がある」という確信へと至っていた。その話を聞いて怪訝そうなアイリに対して、サクラは「これはおともだちブレスでもあるからだ!」と言い放つ。ひまりが口にしたときは耳に抵抗なく入ってきた「おともだちブレス」というワードが、サクラが口にすると急にシュールに聞こえてくるのはなぜだろう。アイリの「おともだちブレスって何やねん」というツッコミも至極真っ当だ。
生徒会が使用している4つのアイプリブレスは、元々はそれで1セットであったらしい。それを元通りにすれば、アイプリブレスの真の力が発揮されることになる。つまりサクラは生徒会4人でチームを組もうとしていた。いつかは来る展開とは思っていたが、こうも唐突とは予想外だ。
そして曲名は「Perfect☆STARs」。それぞれ違ったカラーのコーデが四属性を思わせて隙がない。ルビー=ラズリとアイスマイリンという異なった特徴を持ったデュオが手を組んだことによって無敵にも見える。4人の相性が良すぎて少し主人公のような風格が漂っている気がしないでもない。
曲の終わりに彼女たちのチーム名が「カルテットスター」であることが明かされた。これほどのチームが打倒シークレットフレンズを掲げているのは脅威だろう。相手にもならないまま終わる可能性もあるのではないだろうか。そして不敵な笑みを浮かべていたチィだが、正直なところ出る幕は無い気はする。
次回、第26話「We are カルテットスター!」
両チームがぶつかり合うのは準決勝であるようだ。勝ち上がったチームが、決勝に進んだチィと戦う展開だったら謎すぎる。
ついに開幕した第3回アイプリグランプリ。ひまりたちシークレットフレンズ∞は、準決勝でサクラたちカルテットスターと対戦することに。ケンカや仲直り、色んなことを繰り返し、ここまでやってきたひまり、みつき、つむぎ。三人はプリトモたちに最高のライブを見せようと決意して、準決勝にのぞむ。そして、いよいよ運命のジャッジタイム。シークレットフレンズ∞とカルテットスター、決勝戦に勝ち進むのは……⁉
各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト
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