【感想記】ひみつのアイプリ 第19話 「さがせ!人魚の星くず」

ひみつのアイプリ

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『ひみつのアイプリ』第19話あらすじ&先行場面カット | アニメイトタイムズ
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友達は勇気

奇妙な夢を見て目を覚ますひまり。夢の中にはマーメイドグランプリコーデが現れ、ひまりに「人魚の星くず」を見つけるという試練を与える。そうすればコーデを着る資格を得られるというものだった。しかし家族でバカンスを予定しているひまりはそんな夢など気にもとめていない様子だ。

実はバカンス先はみつきの祖父母が所有する別荘だった。みつきの血筋にしては見た目がファンキーである。

そこにはみつきも滞在しており、思いがけない再会にひまりは大喜び。しかし、みつきが自分と同じ夢を見ていたことを知り、それが単なる偶然ではないことに気がつく。2人は真実を確かめるためにアイプリバースへと向かうのだった。

「人魚」といえば「海」。2人はつむぎの思い出の場所である海岸へと向かう。そこには同じくコーデに呼ばれたというつむぎがいた。宝の匂いを嗅ぎつけたチィも合流し、4人は人魚の星くずを探しに周辺を探索することになった。

みつきとチィは互いにアイプリであることを明かしたわけではないものの、その正体に気がついていたようだ。またみつきの祖父母も孫がアイプリであることを知っていた。ひまりは周囲にアイプリであることを明かしていいか迷っている様子だったが、そんなひまりにみつきは「ひまりちゃんが大事に思っている人には言っていいと思うよ」と助言する。ひまりも秘密を明かす時期が来たのかもしれない。

そんなとき、岩壁に秘密の入口があることをつむぎが発見。吸い込まれそうになるつむぎに引っ張られ、4人共がそのなかに入ってしまった。その場所こそが試練が行われる空間なのだった。

そこに現れたのは巨大な3つの貝殻。人魚の星くずはそのなかの1つに入っているという。もし間違った貝殻を選んでしまうと、海の魔物が襲いかかってくるそうだ。おまけに貝殻は開ける前から唸り声や笑い声を発して威嚇しており、ひまりとみつきは完全にビビってしまう。

そんな2人の様子を見て、前に踏み出したのがつむぎだった。「2人、友達。勇気くれる。つむぎ怖くない」と貝殻を開こうとするつむぎ。感情表現が乏しいつむぎだが、それだけに彼女のストレートな言葉は聞く人の胸を打つように思う。実は友情というものを誰よりも深く理解し、重んじているのはつむぎなのかもしれない。

そんなつむぎの言葉、そして行動はひまりとみつきにも勇気を与えた。3人なら魔物だって怖くない。実はこの試練は正しい貝殻を選ぶことが正解ではなく、3人の勇気を見せることが合格の条件だった。シークレットフレンズはこれからより大きな舞台へと立つことだろう。そのときに臆さないよう、マーメイドグランプリコーデは試練を与えたとのことだ。見事に試練を突破した3人は、マーメイドグランプリコーデを身にまといステージに立つ。

先週のライブではチーム名を決めたことが自信となり、それがいつも以上のパフォーマンスへと繋がった。そして今回は試練を経たことで友情が生み出す「勇気」の存在を知り、さらなるパワーアップを遂げている。凄まじい勢いで成長しているチームだと言えるだろう。ライブを見守る生徒会の表情に笑みが見られないことからも、シークレットフレンズを新興チームなどではなく、強大なライバルとして見ていることが伺える。

ライブを大成功させ、再び別荘へと戻ってきたひまり。しかしひまりの頭のなかでは、みつきが言っていた“大切な人にならアイプリであることを明かしてもいいと思う”という言葉が気にかかっていた。

次回、第20話「ひまりのひみつ」

そういうわけで、次回はひまりが家族にアイプリであることを明かそうとするお話になるようだ。

夏休み。別荘で楽しく過ごすひまり。でも家族のみんなはなにかをひまりに「ひみつ」にしている様子。ひまりも家族に「ひみつ」を打ち明けたいと思っていた。

各話エピソード - 『ひみつのアイプリ』アニメ公式サイト

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