【感想記】ひみつのアイプリ 第18話 「ひまりの卒業試験」

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『ひみつのアイプリ』第18話あらすじ&先行場面カット | アニメイトタイムズ
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「名前」の持つ力

夏休みを直前に控えて胸を高鳴らせるひまり。そんなとき、生徒会から呼び出しのアナウンスがかかる。その理由はひまりに卒業試験を課すためだった。生徒会のプロデュースを受けてアイプリしていたひまりだが、今やグランプリで優勝を果たすほどのアイプリである。最終テストで合格すれば、晴れて独り立ちということになるようだ。

生徒会室にはみつきも付いてきていたが、明らかに会長の様子がおかしい。前々からみつきを前にしたときの会長の態度に違和感を感じていたが、やはりというか「ミーちゃんねる」の大ファンであったことが明かされた。その事実を知った上で過去の回を見ると色々と面白い。第10話でみつきに質問メールを送っていた「ピチピチピーチ」が会長であることもほぼ確定である。

最終テストでは、グランプリで優勝したときのライブを超えなければいけない。つむぎの言葉にヒントを得て、3人はチームの名前を決めることになった。つむぎが名前にこだわったのは、大好きな場所である海に、「海」以外の呼び方がないことを可哀想に思っていたからだった。つむぎの「ひみつの場所」を共有した3人。それぞれの名前の頭文字をつなげると「ひみつ」になることに着想を得て、最終的にみつきが提案した名前で決定となったようだ。

生徒会に導かれ、アイプリバースへと入るひまりとみつき。そこにはルビー=ラズリとアイスマイリンがおり、ようやくその正体がひまりに明かされることとなった。ひまりはとんでもなく驚いていたが、みつきはなんとなく感づいており、つむぎはすでに気がついていたようだ。

「私たちはシークレットフレンズです!」とチーム名を高らかに紹介する3人。「ひみつ」によって結ばれた3人にぴったりの名前と言えるだろう。言ってしまえば、前回からの変化といえば単にチーム名を決めただけである。それだけのことなのに、今の3人は誰にも負けないという確信に満ち溢れていた。

会長はこの最終テストには「本当の目的」があると言っていたが、それはシークレットフレンズがルビー=ラズリとアイスマイリンのライバルに足る存在なのか、その覚悟があるのかを確かめることだった。しかしライブ中の自信に満ちた3人の表情を見ると、それも杞憂だったようである。ライブ後、最終テストの合格が告げられ、ひまりは生徒会のプロデュースから卒業。シークレットフレンズの華々しい門出となった。

つむぎのひみつの場所に再び訪れた3人。つむぎは砂浜に書かれたチーム名に「∞」を書き足す。つむぎとしては3人のおそろいであるリボンを描いたつもりだったようだが、公式での表記では「シークレットフレンズ∞」となるようだ。ダブルミーニングということだろう。

3人チーム結成からのチーム名決定ということで、ストーリー上の区切りの回と言えそうだ。それだけに今後は何を骨子として展開されていくのかが気になるところ。個人的にはそろそろチィが救われてほしいと思っている。

次回、第19話「さがせ!人魚の星くず」

マーメイドグランプリコーデの試練に挑戦するようだ。コーデの自我が強い。

いよいよ夏休み。ひまりは夢の中でマーメイドグランプリコーデと出会い、「私を着たいなら海に眠る『人魚の星屑』を見つけなさい」という試練を与えられる。

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