大吉に焦がれた男

少し遅れて初詣に行ってきた。おみじくはもう無いかと思いきや社務所の方にあったため引いてみたところ念願の大吉を引き当ててしまった。

初詣のおみくじで大吉を引くのは自分の悲願と言ってもいい。さかのぼってみればブログ開設当初の2015年から毎年のようにおみくじを引いたという内容の記事はあるが、大吉を引いたことは一度も無かった。もちろん記録に残っているのはそれだけ、という話なのでもっと前から大吉から遠ざかっていたはずである。ぼんやりとした記憶だが新年一発目で大吉を引くというのは小学生の頃にかろうじてあった気がするぐらいだ。もちろん初詣以外で大吉を引くことはあり嬉しさもあったが、一方でどこか虚しさを感じていたのも確かだ。やはり初詣のおみくじは自分にとって特別であり、そこで引く大吉こそが真理だという考えがあった。

それが現実となったためさぞ嬉しかろうと思うかもしれないが、その瞬間はもちろん嬉しかったのだが同時に「来年から何を楽しみにすれば」という思いが強くて寂寞としている。凶は上がり目しかないのでかえって良いという話をよく聞くが逆も然りである。来年以降はおみくじを引かなくなるといったことは無いと思うが、その際にどのような感情でいるかは今は予想もできない。



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