【感想記】プリパラ 第48話「6月6日、絶交アイドル」

【感想記】プリパラ 第48話「6月6日、絶交アイドル」 プリパラ

プリパラで三番目ぐらいに好きな回かもしれません。

テレビアニメ『プリパラ』第48話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 2014年7月より放送中のTVアニメ『プリパラ』。本作は、キッズ向けアーケードゲームと合わせて展開されてきたTVアニメ『プリティーリズム』シリーズを継承した作品となっています。そして、2015年4月より新シーズンがス...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

末永く呪ってやる

空腹のあまり、あろまとの約束を忘れていたことを後悔するみかん。あろまが作ってくれたお好み焼きを嗚咽混じりに食べていた。切ないシーンのはずが緊迫感が無くて笑ってしまう。一方のあろまは学校ではわりと元気に暴れていたが、やはりみかんの話は聞こうともしない。全体的にギャグが強めなので絶交とは言いつつもあまりシリアスな感じがしないのはこの回の良さだろう。

らぁら達はあろまが破ったときに飛んでしまった誓いの書を探していたが、その最中に「アイドルがヤギの口の中に手を突っ込む」というプリパラでも指折りの迷シーンが生まれてしまう。とはいえ友達の仲直りのためにここまでやるということで良いシーンでもあるのかもしれない。

その頃、みかんはひとりで奮闘していた(食欲と)。話を聞いてもらえないなら行動で示すということで、失敗したケーキ作りに再び挑戦することに。欲望と戦いながらケーキに立ち向かうみかんには鬼気迫るものを感じた。

自分はこの回が大好きなのだが、それはみかんの健気な性格が輝いているからだと思う。あらためて考えるとみかんが全面的に悪いわけではないのだが、にもかかわらず彼女はあろまに対して恨み言のひとつさえ言わない。それはやはりあろまが大好きだからであり、また一緒にアロマゲドンをやりたいからであり、あろまならきっと許してくれるという信頼があるからなのだろう。そんなみかんの真っ直ぐさが、汚れちまった大人の自分には強く響いてくるのである。結果的にはネコ姉さんのナイスサポートなどもあり、あろまとみかんは無事に元の鞘に収まることとなった。ただ周囲のサポートも大きかったには違いないが、やはりみかんの純真さがあったゆえの仲直りだと思う。

その一連の結果として、誓いの書の片割れを見つけたことが評価されてそらみスマイルとアロマゲドンの合同チームの誕生となった。チーム名はらぁらの意向とみれぃの希望をいい感じに折衷して「そらマゲドン・み」となった。そして曲名は『ラッキー!サプライズ☆バースデイ』。今回にぴったりの曲だ。

ドリームチームはライブごとに解除されてしまうとのことだが、そのほうが様々な組み合わせが楽しめそうなので良いことだろう。次のライブを楽しみにしよう。

次回、第49話「いもうとよ」

サマードリームアイドルグランプリの開催が決まり、気持ちも新たに張り切るらぁらたち。そんな中、ウサギのもとに妹のウサチャがやって来る。学校の休みを利用してあこがれのエリートマスコットである兄の活躍ぶりを見に来たのだ。格好いい所を見せようといつも以上にがんばるウサギだが…

テレビ東京・あにてれ プリパラ

ウサギに妹がいたらしい。

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