【感想記】キラッとプリ☆チャン 第14話「ファンだって盛りあがってみた!」

【感想記】キラッとプリ☆チャン 第14話「ファンだって盛りあがってみた!」 キラッとプリ☆チャン

本放送日:2018年7月8日

『キラッとプリ☆チャン』アニメ第14話 先行カット・あらすじ到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】2020年にシリーズ10周年を迎える「プリティー」シリーズの新作アニメーション『キラッとプリ☆チャン』(2018年4月より放送中)より、第14話「ファンだって盛り上がってみた!」の先行場面カットとあらすじが到着しました...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

仁義なきファン闘争

スペシャル大会も終わり、いつもの日常に戻ってきたみらい。しかしメルティックスターを撃破し、大会を優勝したことによる影響は想像以上に大きかったらしく、学校ではファンクラブ「ミラクル☆キラッツ隊」が結成されていた。彼らのあまりの熱狂ぶりにみらいとりんかは少し引き気味だったが、例によってえもは完全に調子に乗っていた。

その対抗として登場したのが「メルティック同盟」だった。その名のとおりメルティックスターのファンクラブである。メルティックスター自体が世界的にもかなりの知名度を誇るチームということもあり、ファンクラブの規模もキラッツ隊とは段違いとなっている。

何かと鼻にかけた物言いをしてくるメルティック同盟に対し、ムキになってまんまと対抗してしまうキラッツ隊。まるで誰かと誰かの喧嘩を見ているかのようだが、ついには双方のファンクラブの抗争にまで発展してしまった。終いにはこの争いを止める立場であるはずのえもとあんなも参戦してしまい、いよいよ事態は収拾がつかなくなってしまう。

「らしさ」って何だろう

いつもならこういう事態を受け流しつつ上手くまとめるのがさらの役割なのだが、今回のさらは何やら考え事をしているらしく一連の出来事を完全にスルーしていく。

メルティックスターは、あんなをお姫様、さらを王子様という設定にしているチームである。この役割分担によって互いのコントラストがより明確になるのだろうが、逆に言えばそれが二人の本来の持ち味を殺してしまうとも考えられる。順風満帆だった今までであればそれも良かったのだろうが、メルティックスターは大会でキラッツに敗北してしまった。だからこそ、このままではいけないという思いが強くなっていったのだろう。個人的にはクールなさらが敗北に対してここまで熱量を持って思い悩むということが意外だった。

さらが出した結論。それは「みんなのイメージ通りのメルティックスターを壊したい」というものだった。メルティックスター「らしさ」を発揮することも大切ではあるのだろうが、凝り固まった現状を打破していくことをさらは選んだ。今回のさらの決意はメルティックスターの実力をより強力なものにしていくことだろう。またこれを転機にいまだに謎に包まれている元メンバーの存在に繋がっていきそうでもある。

そんなさらの決意に最も感化されていたのがりんかだったように思う。「いろんな魅力を見せる」という言葉に、りんかは何を思ったのだろうか。

次回、第15話「りんか、やってみた!」

そういういうわけで、次回はりんかがメインの回となっていくようだ。キラッツの最後のピースが埋まるときが来るのかもしれない。

新曲の練習に励むミラクル☆キラッツの三人。

的確なアドバイスを出していくりんかに、えもとみらいは一緒にライブしたいと持ちかけるが、自分の役割ではないとりんかは断ってしまう。そんなりんかだが、成り行きで番組の主役に抜擢され……

エピソード キラッとプリ☆チャン|テレビ東京アニメ公式

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