【感想記】アイドルタイムプリパラ 第44話「みちるさまとお呼びなさい」

【感想記】アイドルタイムプリパラ 第44話「みちるさまとお呼びなさい」 アイドルタイムプリパラ

本放送日:2018.02.06

こいつらいつも追放されてんな。

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第44話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】2014年7月から『プリティーリズム』シリーズを継承し、3rdシーズンまで放送された『プリパラ』が新アニメ『アイドルタイムプリパラ』として2017年4月より放送中! その第44話「みちるさまとお呼びなさい」より先行場面...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

追放系アイドル

にのがコーデをゲットしたということで今週はみちる回。壁を乗り越える条件は、あろまに「みちるさま」と呼ばせること。急に難易度が跳ね上がりすぎな気がする。

あろまとみかんは相変わらず学園内で暴れまわっており、テストも赤点を取る始末。度重なる悪行を見かねた校長は、追試で60点以上を取れなければ学園から追放という条件を二人に課す。もはや地球上にこいつらを受け入れられる施設は無いのかもしれない。

すっかり忘れていたがみちるは中学生である。そこであろまとみかんに勉強を教えることになった。例え話を駆使するなど意外にも教え方が上手いらしく、みかんは「みちる先生」と慕って素直に言うことを聞いていた。しかし肝心のあろまは「追放されたらそれはそれで構わない」という考え方らしく、例によってまったく言うことを聞こうとしない。年上らしくビシっと言いたいが、みちるの性格的にそれは無理である。そんな膠着状態のまま、いよいよテスト前日になってしまう。

みちるさまさま

今回もきっかけを作ったのはミーチルからの言葉だった。「どうしたら年上らしくなれるのかな?」というみちるの問いかけに対し、ミーチルが送った「そなたとわらわは一心同体!! さすればわらわもそこにいる」という言葉は、ミーチルの強気な部分も元を辿ればみちるから生まれたものだということを言いたいのだろう。

いよいよ追放が現実味を帯びるなか、なおも意固地になっているあろまに対し、みちるがついに覚醒。「あろま! 待ちなさい!」とお姉ちゃんらしく一喝し、あろまを改心させることに成功した。やはりみちるの本質的な部分にはミーチルが存在するということを実感させられるシーンだった。ただ厳しい言葉のなかにも、あろまを想うみちるの優しさが溢れていたように想う。

ガァルマゲドンと離れたくないの」と涙ながらに訴えるみちるの姿には不覚にも感動してしまった。このアニメは不意打ちで熱い展開を用意してくるから気を抜けない。

追試は二人とも無事に60点以上を取り、その際にあろまが「今回のことでは“みちるさまさま”だな」とデレたことで、かろうじてミッションクリアとなった。あろまとみかんはまだアボカド学園にいられそうです。

眠りのガァララ

ガァララを眠らせないため、しゅうかは足つぼマッサージを施しているなど本日も仲良くやっている模様。仲直り以降、完全にバカップルみたいになってしまっている。一方、不穏な動向をみせていたパックだったが修行中のピツジによって撃退。またガァララから直接のお叱りも受けたということで、いよいよ夢喰いをやめることになりそうだ。

しかし夢なしで起きることについに限界が来たらしく、眠る前にファララの前に現れ「ファララなんて大嫌い」といって倒れこんでしまった。ファララの元へ向かったのはガァララの要望とのことだが、ここで安易に仲直りさせるような言葉を言わせるのではなく、あえて「大嫌い」と言わせるのは二人の関係の複雑さがよくあらわれていて見事だと思った。

ただ「ファララの元を訪れる」という行動を取ったということは、ガァララの内面に大きな変化があった証拠でもあるだろう。はやくガァララに規則正しい生活をさせてあげたい。

次回、第45話「決戦!ゆいvsしゅうか」

ゆいとしゅうかの一騎打ちとなるようだ。思えば個人としてしゅうかに勝利したアイドルはまだ存在しない。果たしてゆいは最強の壁を乗り越えることができるのだろうか。

アイドルタイムシステムを解除するために必要な昼のコーデをかけて、ゆいとしゅうかはライブ対決をすることに。親友のガァララを救いたい気持ちが強いしゅうかは一心不乱にレッスンに励むが、一方のゆいは相変わらずでお気楽な様子。見かねたショウゴがゆいの目を覚まそうとゆいに喝を入れるが・・・

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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