【感想記】アイドルタイムプリパラ 第31話「復活!ファララ・ア・ラーム」

【感想記】アイドルタイムプリパラ 第31話「復活!ファララ・ア・ラーム」 アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.10.31

ガァララは救われなければならない。

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第31話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
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場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

ファララ降臨

いつものようにライブをするゆいとらぁらの二人だったが、その裏ではついにファララが眠りから目覚めようとしていた。ファララの復活はもっと段階を踏んで実現するものだと思いこんでいたのでこれほど唐突になるとは驚きだ。さらには目覚めたのもつかの間に、彼女はライブステージに降り立つ。「みんなが素敵でキラキラなライブをしてくれたから、わたしの時計塔の針が進んで、目をさますことができた。この嬉しい思いをみんなにライブでお返しするよ!」直近のスーパーアイドルタイムでファララの姿は広く認知されているらしく、会場はこのサプライズ登場に大盛りあがりだ。

そんな彼女が歌う曲は「サンシャイン・ベル」。その純粋かつ奔放な雰囲気はどことなくジュリィに似ているし、またボタニカル柄のコーデや花畑をイメージさせるステージセットは(中の人も相まって)ふわりを思い起こさせる。長い眠りから目覚めたファララの爽快な心情が伝わってくるような楽曲だ。

昼のファララ・夜のガァララ

またライブ後には気になっていたファララとガァララの関係がいよいよ明らかになった。彼女たちは「時の精霊」という存在であり、何千年も前からプリパラを守護してきたということらしい。そして確執が生まれた理由は既に明らかにされたとおり、アイドルの集まる昼担当のファララを羨ましく思ったからである。当初は二人ともそれを使命として当たり前に思っていたらしいが、何千年も同じことを繰り返すうちにガァララはその理不尽さに耐えきれなくなっていったようだ。

ガァララが女の子の夢を奪っていることは決して許されることではないだろう。ただ決して誰も来ることのない夜のプリパラを寂しげな表情で見つめるガァララの姿はあまりにも痛ましく、個人的には他人の夢を奪ってでも昼の世界を生きていたい気持ちも理解できてしまう。もちろん勢いあまって古代プリパラを滅亡させたのはやりすぎだ。ただそれは彼女が救われない理由にもならない。

それにガァララには絶望の未来しかないことも忘れてはならない。彼女は大好きなプリパラで過ごすために女の子から夢を奪っているわけだが、その行為自体がプリパラの消滅にも繋がっているからである。ゆい達にはファララとガァララの双方が幸せになれる道をどうか模索してほしい。特にガァララの境遇は知るほどにあまりにも辛い。彼女の心からの笑顔をいつか見たいところだ。

次回、第32話「WITHとプリ×プリフェスティバル!」

次回は男プリとの合同ライブ。ただでさえとんでもないことが起きそうなのに、さらに予告ではレオナとひびきというプリパラにおける異端児も登場しており波乱を予感させる。

男プリとの合同ライブが決定し、ゆい達は意気込んでいた。ファララを目覚めさせるためにはライブの力が必要不可欠だからだ。合同ライブではライブの他に出店もすることができるため、ゆい達は出店に来るお客さんたちに精一杯おもてなしをしようとするが、またガァララとパックの標的にされ、お店はトラブルだらけ。ライブへの集客も危ぶまれたその時、ゆいはあることを思いつく。

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

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