【感想記】アイドルタイムプリパラ 第2話「ここ掘れ、アイドル」

【感想記】アイドルタイムプリパラ 第2話「ここ掘れ、アイドル」 アイドルタイムプリパラ

本放送日:2017.04.11

タイトルの「ここ掘れ」というのが比喩や誇張ではなく、本当に女の子が地下をツルハシで掘り進んでいくのが『プリパラ』の凄いところである。

アニメ『アイドルタイムプリパラ』第2話より先行場面カット到着 | アニメイトタイムズ
【アニメイトタイムズ】 2014年7月から『プリティーリズム』シリーズを継承し、3rdシーズンまで放送された『プリパラ』が新アニメ『アイドルタイムプリパラ』として2017年4月より放送中! その第2話「ここ掘れ、アイドル」より先行場面カット...

場面カットはアニメイトタイムズの記事をご参照ください

プリズム強制地下労働

華々しいアイドルデビューを飾ったゆいだったが、風紀を乱すという理由で校長に目をつけられてしまう。さらにゆいは授業中にユメっていた罰として裏庭の草むしりを命じられ、プリパラへ行けなくなってしまった。第1期『プリパラ』の悪夢再来である。

そんな中、らぁらとゆいは裏庭でヒツジ隊(チアリーディング部)の女の子五人衆と出会う。彼女たちはダンプリのファンクラブなのだが、通常であれば女子禁制のダンプリへ入ることは許されない。そこで歴代の先輩たちが掘ったという秘密の地下通路を使い、ヒツジに変装し、ダンプリ内部へと侵入しているのだった。情熱が変な方向に凄まじいが、逆に言えばパパラ宿の女の子たちにとってダンプリとはそれほどまでに熱狂できるコンテンツということなのだろう。

それに目をつけたのがらぁらだった。ダンプリへと続く地下通路だが、途中からプリズムストーンの方向へと掘り進んでいけば校長の目を盗んでプリパラへと行くことができる。やはり神アイドルは発想からして常人離れしている。かくして真中らぁらは地獄の地下労働に奮闘することとなってしまった。ゆいが草むしりに励めば、らぁらはツルハシを手に地下を掘り進む。その鬼気迫る表情はどう見ても女児向けアイドルアニメの体をなしていない。というよりも、主人公がツルハシを手に泥まみれになっている時点で色々とおかしい。

ただ個人的にはまさにこういったカオスな展開を求めているわけなので、今回は全体を通してかなり楽しむことができた。全力で馬鹿をやる感じは相変わらず素晴らしい。とはいえ、途中から草むしりを終えたゆいや、その友人であるすず(CV:若井友希)はな(Cv:久保田未夢)も参戦することになり、さらにその懸命な姿に共感したヒツジ隊も手助けしてくれたりといった展開もあり、そういう場面では不覚にも胸が熱くなってしまった。カオスと王道が入り交じる『プリパラ』の魅力が詰まった回だったと言えるだろう。

待望のみれぃと復活のらぁら

また今回は待望の南みれぃ風紀委員長兼生徒会長の登場シーンがあった。「無理なことなんて何もない」という言葉をらぁらにかけ、結果的にそれが彼女を地下労働に駆り立てることとなった。つまり今回のカオスを生み出した張本人と言ってもいいだろう。みれぃは関西にある「プリパラ海ピュー館」に派遣されているらしく、らぁらとは違い経過はすこぶる順調とのこと。主要キャラも引き続き登場することは告知されていたものの、第2話で早々に登場するとは予想外で嬉しい限りだ。

そして今週のライブは洞窟掘りの功績が認められ、らぁらのソロライブとなった。相変わらずプリパラ内では小学生モードのままだが、ライブではアイドルの姿に戻れるらしく、基準がよくわからない。曲は始まりを司る曲『Make it!』。聞き慣れすぎた曲ではあるものの、ロックアレンジが施されており非常にかっこよく仕上がっている。既存曲でも何かしらの手を加えてくれるのはありがたい。

まばゆいばかりのサイリウムの光彩を背に、歌い笑い踊るらぁらの姿は、まさに神アイドルだった。

次回、第3話「ゆめかわ!メイキングドラマ!」

プリパラライブの華「メイキングドラマ」の制作編のようだ。

6月に行われるプリパラの大会に向けて、メイキングドラマを考えるゆい。豊かな想像力のおかげでたくさんの案が思い浮かぶが、どれも決定打とならない。先輩アイドルとしてらぁらも様々なアドバイスをするが、ゆいは自分の世界に入り込んでしまいらぁらは振り回されっぱなし。何とか作り上げたゆいのメイキングドラマとは一体・・・!?

エピソード アイドルタイムプリパラ|テレビ東京アニメ公式

コメント

  1. 匿名 より:

    本日のカオスわろた

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