小説礼讃

あまり小説を読まなくなったのはいつからだろうか。わかるわけもないが、そこに至る理由はわかる。誰しもが一度は通るであろう、「小説は読んでも娯楽以上の意味がない」という考えである。学術書や実用書であれば人生の疑問に対して直接…

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栞と僕の変な趣味

文庫本を買うと紙の栞が挟まっているのはご存知だろうが、自分はそれを集めることを密かな趣味としている。中古で本を買うことが多いのだが、なかには栞が挟まっていないものもある。元々はそういうときのための、あくまでも実用的な意味…

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『檸檬』梶井基次郎

『檸檬』は梶井基次郎の小説である。有名な小説だし、教科書にも載るぐらいの作品なので知っている人は多いかもしれない。ただ自分は存在すら知らず、それもなんとなく癪に障るので読んでみた。 正直なところ、読み終わったときは良さを…

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王維と唐詩選

「君に勧む 更に尽くせ 一杯の酒」という文言が急に脳裏から離れなくなった。調べてみるとそれは王維の漢詩であるらしい。おそらく国語の時間にでも習ったのだろう、と懐かしく思っていると、もう少し漢詩というものに触れてみたいとい…

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