今季は自分としては珍しく視聴したアニメが多かったので、約一年半ぶりに総括記事を書きたいと思う。
2019年夏アニメ 私的格付け
今季最後まで視聴したアニメは五作品でした。
5位 手品先輩
視聴しはじめた段階では間違いなく一番面白いアニメだったのだが、キャラが出尽くしたあたりから展開のワンパターンさが目立つようになってきた。キャラの魅力や辛辣なギャグは良かったが、それだけで12話をもたせるのは難しかったように思う。
4位 ダンベル何キロ持てる?
すべてにおいてクオリティの高いアニメで間違いなく面白いのだが、メインとなる部分が「可愛い女の子が筋トレをする」というだけなのでストーリーの奥行きに欠ける。絶賛するには少し気が引けるアニメだ。
3位 ソウナンですか?
当初は「ありがちなアニメ」だと思っていた。しかし回を追うごとに浮き彫りになるサバイバルの過酷さと残酷さを、生々しくなりすぎず、かといって過度にぼかしたりしない絶妙なバランスで描いているのが見事だと思った。
2位 女子高生の無駄づかい
こういったキャラが多いアニメは個々の魅力が薄まりがちだが、そういったことが無いのが素晴らしい。各話でひとりのキャラに焦点を当てるのが魅力を引き出すことに繋がっていたのかなと思う。ストーリーについてはギャグだったり青春だったり百合だったり夢オチだったり狂ってたりしていて掴みどころがなかったが、それが特異さを醸し出していた。
1位 まちカドまぞく
一応は光と闇の対立構造がありながらも、それを感じさせないぐらいに優しさに溢れたアニメだった。設定が微妙に重いのだが、それとの対比によって世界観のほのぼのさが強調されていたように感じる。シャミ子の成長譚として見ても面白い。コメディ要素が強い作品ではあるが、根底には王道的な魅力が詰まっていると思う。
おわりに
1位と2位はわりと悩んだが、安定感から「まちカドまぞく」を選んだ。ただ瞬間最大風速だと「女子高生の無駄づかい」なのは間違いない。
来季も総括を書けるぐらいに楽しめるアニメがあればいいと思うばかり。
画像引用元:2019年夏アニメ新作動画配信一覧 | dアニメストア
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