膝・服・桜

「足を組んだ状態のまま椅子から立ち上がる」という謎のCM(どうやら「ロコモア」というサプリメントの宣伝だったらしい)を見たのだが、「フハハッ何やってんだこやつら」と嘲笑した数秒後には実践していた。威勢のいい掛け声とともに右足に全てのエネルギーを注力させたところ、なんとか立ち上がることができた。さすがに二年もランニングをしておいて、こんな戯れすら不可能だったら問題である。

翌日、どう考えても右膝が痛い。しかしその時は前日の所業がすっかり頭から抜け落ちており、原因がわかっていない。翌日も痛い。翌々日も痛い。数日を振り返ってみる。どう考えても身に覚えがある。果たして自分の右膝は不健全だった。本気でロコモアを買おうかと考えた。

そんなことがあってガラスの右足を抱えているわけだが、無視してランニングに出かけた。試金石の意味合いもある。もし走ることもできないぐらいに痛むなら、それはかなり危うい膝である。対して容易に走れるのであれば、見込みのある膝である。ノリで出かけたランニングに、右膝の命運がかけられた。

結果としては、見込みありであった。むしろここ数回のなかでは最も好調だった。ペースを維持できるし、スピードも出せる。先月から始めた下半身の筋トレが効果を発揮してきたのか、気温の上昇なのか、理由はわからないが嬉しい傾向である。

また本日をもって春・夏向けの格好にチェンジした。玄関を出た瞬間は寒さと涼しさの中間ほどを感じたが、走りはじめれば汗が滴る。身軽になったことも好調の要因のひとつかもしれない。またこの時期は所々に満開の桜を見ることもでき、風流を感じることもできる。三月末は寒さに怒り心頭だったが、ようやく良い季節になってきた。

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