2017年夏アニメ 総括

今季のアニメを上から目線で順位付けする例の記事です。なお『アイドルタイムプリパラ』については殿堂入りであり、そもそも感想記事を情熱たっぷりで毎週書いているのでそちらをご覧ください。

視聴を断念したアニメ

まずはいろいろあって見るのをやめたアニメから。

セントールの悩み

単なる人外モノ萌えアニメではなくて、他種族が同住することによって生じる問題を扱うなど社会派なところがあるアニメ。設定自体はおもしろいと思うが、個人的にはそのどちらもが中途半端になっている印象だった。テンポについても終始間延びしているように感じる。

はじめてのギャル

ヒロインのギャルがかわいいのだが、それだけ。単純にストーリーがつまらなかった。

2017年夏アニメ 私的格付け

最終回まで視聴したアニメは5つでした。

5位 てーきゅう(第9期)

シリーズものだし載せるのもどうかと思ったが、毎週視聴していたのは事実だから仕方がない。手持ち無沙汰のときに見るのに最適なアニメだった。安定している。

4位 アホガール

『マンガ家さんとアシスタントさんと』と同じ作者ということで、こちらもおもしろかった。この世の馬鹿らしさが10分に凝縮されたアニメだったと思う。ただ終盤になるとヒロイン? のアホさがくどくなってきたというか、普通に鬱陶しくなってきた。何度も視聴したいようなアニメではない。

3位 天使の3P!

ロリコン界隈を席巻した『ロウきゅーぶ!』の意思を継ぐ、というか同一作者による作品。その変態性は今作でも健在であり、それがシュールな笑いへと昇華されていて期待通りだった。ニコニコ動画で視聴するのに最適だった。というかコメントなしで視聴すると一気にガチ感が出るのでできない。

2位 魔法陣グルグル 

当初は旧アニメと比較してしまい、その違和感から敬遠していたが最近になって自分の中で評価が上がったアニメ。ハイテンポすぎるのは少し残念ではあるがそれでも要所はおさえてくれているし、声優の演技もいい。女の子がかわいいのも制作側のこだわりが感じられる。

来季も放送が続くアニメはいつもなら取り上げないのだが特例とした。それ以外のアニメが微妙というのもあるが、一度は見放したアニメを見直すという経験はあまり無かったので。余談だが同じような記事を最近も書いた気がする。

1位 異世界食堂

昨今の料理系アニメや漫画というのは顔芸やリアクション芸を重視しがちだが、このアニメはそういったものが無い。純粋に料理が美味しそうで、純粋にキャラクターに魅力があり、純粋にストーリーに惹き込まれる。捻ったところと言えば異世界の住民が日本においては見慣れた料理を食べるということなのだが、それこそがおもしろい要素となっているのである。例えば獣人やレプティリアンがカツ丼やオムライスを美味そうに食べたり、人間やエルフの姫君がパフェやプリンを美味しそうに食べたりする。それがどこか滑稽でもあり、それでいて自分たちが食べ慣れた料理の魅力を再認識させられたりする。そもそも食堂という舞台がいい。さまざまな種族が入り乱れるので争いが生まれそうなものだが、ここで起こる争いと言えば「照り焼きが一番うまい!」「いいやロースカツだ!」という程度の微笑ましいものである。そんな人情味溢れるところこそがこのアニメの最大の魅力だろう。食というものの素晴らしさをしみじみと、それでいて楽しみながら認識できるアニメだと思う。

個人的にはこのアニメは今季のなかで抜きん出ている。それだけにまだまだ魅力を語れるとは思うがやめておこう。ひさしぶりに正当におもしろいアニメだったという感想を述べて終わっておく。

おわりに

今季を全体的に見ればそこまでおもしろさに差は無かったのだが、そのなかでも『異世界食堂』は格が違った。「異世界」を舞台にすればいいと思っている今のアニメ業界は、この作品をもって「異世界」の使い方を学ぶべきである。

春は視聴完遂のアニメがないという惨憺たる状況だったが、今季は5つでも楽しめたのはよかったと思う。来季も前情報を見るかぎりではおもしろそうなアニメが多そうなので楽しみにしようと思う。

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