酒を盗むから「酒盗」

筆ペンと一緒に買ったシリーズ。

酒盗とはイカの塩辛のことだと思っていたのだが、実は全然違うものらしい。厳密には魚――鰹・鮪・鮭・鯛・秋刀魚など――の内蔵を塩漬けして1年以上置いたものを言うとのこと。「塩辛」という場合にはそれはまずイカの塩辛を指すが、「酒盗」と言った場合にはイカの塩辛はまず含まれない。勉強になった。

自分が買ったのはマグロの酒盗である。量も80gとそれなりに多く、それでいて432円という安さに惚れた。

まず蓋をパカッと開けると塩辛の臭いを少し強くしたような発酵臭が鼻孔をつんざく。少し後ずさりしたが、スプーンですくって味見をしてみると、これが非常にウマイ。塩分が強めだが酒のアテとしてはちょうどいいし、コリコリとした歯ごたえと舌に残る風味がまた絶妙である。日本酒・焼酎がガバガバすすむ。

自分はつまみとして買ったのでそのままチビチビと食しているが、味が濃いのでイカやシラスなどの淡白なものと和えても美味しそうだし、またサンドイッチの具なんかにしても良さげである。無理に酒と関わらせずとも、料理の広い場面で活用できると思う。

酒盗という名が体現しているように、酒との親和性は非常に高い。それに再三言うように塩っ気が強く自ずと少しずつ食べることになるので、小瓶でもなかなかにコストパフォーマンスに優れている。そんなことを言っておきながら、今はホカホカの白飯に乗せてみたい願望に駆られている。そんなことをしたら美味しいに決まっているし、なによりすぐに無くなるのが目に見えているので、自重したいところ。

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