目薬の話

人生で目薬というものをあまり使ったことがない。ものもらいの時に抗菌目薬をさすぐらいで、それ以外では数えるぐらいしか無いような気がする。いま思えばそういった眼球に対する労りの無さが視力の低下を招いたのかもしれないが、とりあえずここで言いたいのは自分は目薬とは縁遠い人間だったということである。

しかしひと月前ぐらいから目に疲労を感じることが急に多くなったので、ついにマイ目薬というものを購入してしまった。あまり意識したことは無かったが、まじまじと眺めると目薬の容器は美しいとふと思った。目に液体を投下することに徹底した機能美を漂わせながらも、一方で幾何学的なデザインを有していて不思議な魅力を持っている。このなかにファンタジーに登場する霊薬が入っていても自然に思えるぐらいだ。

実際にさして見ると眼球に爽快感が広がっていって気持ちが良い。心なしか目に感じる疲労感も和らいだ気がする。持ち歩いて事あるごとに投下しまくりたいと思う。

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