安室奈美恵という女

誤解を恐れずに言うのであれば、安室奈美恵は「しぶとい」アーティストだった。avex所属で小室哲哉のプロデュースで売れるというベタベタな展開から始まったわけで、それだけ見るとすぐに消えてもおかしくはない人だったように思う。しかしそうならずにこの年代まで一線で活躍してきたという事実は、彼女の実力が本物だったことを証明しているのだろう。いろいろなアーティストが浮かんでは沈んでいくなかで、安室奈美恵は常に視界の中にいた気がする。

世代としてはどストライクなので簡単に振り返ってみると、まず安室奈美恵を知ったのは1995年の『Chase the Chance』だった。そして1997年の『CAN YOU CELEBRATE?』でその地位を不動なものとして、2000年の『NEVER END』、2005年の『WANT ME, WANT ME』など一定間隔でその楽曲にハマった。特に『WANT ME, WANT ME』は自分のなかの「安室奈美恵っぽさ」をまったく感じられないほどエロく、驚いた記憶がある。

浮ついた話もなく、音楽に対して一本気な人だったのだと思う。音楽業界はビジュアルとか話題性ではなくて、こういう人を純粋に評価するようになってほしい。

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