天鳳自省録 その6

最近以下の本を読んだ。

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リツミサン
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この本の中に「ミスとの向き合い方」についての章があるのだが、その対策の中のひとつに「ミスを記録する」ということが書いてあった。まさにこの記事のことじゃないか! と思ってやる気が出たので今回も自省していきたいと思います。

聴牌濃厚の親にクソみたいな手で押さない

親に生牌の中:麻雀王国をカンされ引いてきたドラはツモ切り。その直後に切った五筒:麻雀王国で放銃となった。結果は2000点だったので致命傷は免れたがそういう問題ではない。

まずなぜ五筒:麻雀王国を切ったのかもわからないがこの際それは置いといて、ひとことで言うならリスクとリターンが見合っていない。親は7巡目でドラを切っており、その段階でもう怪しいのに暗刻の中:麻雀王国をカンまでしてきている。これはもう聴牌と考えてしかるべきだろう。一方でこっちの手は何向聴かもよくわからない手だ。ドラが二枚あるとはいえ明らかに攻めるに見合っていない。

つまりはこれまでに何度も言ってきた押し引きの話なのだが、傾向として鳴いた手は明確な聴牌を把握できないためについ押しすぎてしまうことが多い気がする。しかし鳴いている手こそ打点や待ちなどを推し量りやすいわけなので、実際には押し引きの基準を当てはめやすいはずだ。

この場面も反省点としては同じ。たまたま通っただけで、放銃にも等しい暴牌だろう。

一発を避ける

個人的にはこの場面の押しは「アリ」だ。ただ一発だけは避ければ良かったかなとは思う。

体感によるところが多いが、簡単にオリないにしてもとりあえず一発は避けておくという選択は意外と大切だと思っている。例えば最近はリーチの一発目に役牌はあまり切らないようにしている。通りやすいとはいえ、仮に一発で当たるともれなく二翻アップになるからだ。あらためてリーチとは恐ろしい役だ。

この場面はとりあえず一萬:麻雀王国でも切っといて、次巡に五萬:麻雀王国にくっつくのを期待する方針になるだろうか。どちらにしろ二萬:麻雀王国でも放銃なのだが、そのときには一発がない。

生牌を甘く見ない

生牌の中:麻雀王国で親の染め手に放銃。

もちろん危険牌なのは承知しているのだが「これさえ通れば」という考えで強行しているわけだ。そういう甘い考えに大抵は足をすくわれるので捨てるべきだ。

「鳴き無し」ボタンの魔

以前はまったく使わなかった「鳴き無し」ボタンを最近はそれなりに使うようになった。七対子のときなどに毎巡のように鳴くかと聞かれるのが鬱陶しいというのが最たる理由なのだが、それ以外に鳳凰宅では鳴かないボタンを駆使してラグを悟らせない駆け引きがあると聞いたことが大きい。そういった小賢しい盤外戦術は馬鹿らしくも感じてしまうのが正直なところだが、それで差がつくならそうせざるを得ないのが悲しいところだ。

しかし鳴き無しボタンには魔物が潜んでいるのもまた事実である。

この場面で対面の三索:麻雀王国をポンしない人がいるだろうか。割といそうだが、少なくとも自分はポンして九萬:麻雀王国ぐらいは押してみたい。しかし実際の場面ではスルーしてしまった。言うまでもないが鳴き無しボタンを押していたからである。そして気付いたときにはもう遅いのである。

現状では鳴き無しボタンによって損していることのほうが圧倒的に多い。ただそれは単に自分の意識の問題なわけで、使いこなせていないだけである。『ゼロ秒思考の麻雀』に10巡目になったらケイテンを意識するためボタンを解除するということが書かれていたが、そういった基準を設けるのもひとつだろう。そして何よりも序盤で決めた方針は一巡ごとに変化していくものだということを頭に叩き込んでおかないといけない。この場面も序盤は七対子狙いだったからボタンを押していたわけだ。暗刻ができた段階で解除するぐらいで良かったかもしれない。

三色を意識しすぎない

以前は希薄だった三色を狙うという意識が『ウザク本』を読んでから芽生えてきたが、この選択はやりすぎだ。ダイレクトの四萬:麻雀王国で即リーチできないのは三色を逃す以上のデメリットだろう。そもそも三色の目ができたところで何を切ればいいのかよくわからない。単純な牌効率の話だが、打点や手役などが見えるとときにそれを見失ってしまうことがあるのは弱いところだ。

それ押しすぎシリーズ

自分の性分としてどこかで気持ちを引き締めないとつい「押しすぎ」に傾いてしまう。

親番とはいえトップ目の親がドラ単騎で粘るべきではない。チーした段階でもうおかしい。

こちらはケイテン狙いだったのだろうが、聴牌を維持するにはあまりにも安全牌に乏しい。ありえない。

こちらは微妙に趣旨が変わるが、点棒に余裕があるとはいえ1000点を割っているラス親はリーチが絶対に無いだけに注意するべきに思う。

最近は調子がいいだけに細かいところに雑さがでてしまうように思う。ただこういった放銃がなければ着順をひとつ上げられている場面が絶対にあるはずだ。逆に言えば不要に着順を下げている場面があるわけである。ラスを引かなければいいというわけではなく、正確に打てば取れるトップや2位は逃さないようにしていきたい。

おわりに

今回は鳴きに対する押し引きの反省が目立った。それはすでに自覚しているので鳴き読みなどを勉強しているのだが、仕組みはわかっても実戦で再現させるのがなかなかに難しい。重要スキルには違いないので早めにコツを掴みたいところだ。

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