天鳳自省録 300本ノック編

天鳳特南300本ノックをやっている時に、同じミスを繰り返さないように付箋に反省点を書いてはモニターに貼り付けるということをやっていた。これを対局の前後(時には対局中)に見ることで戒めとするわけである。

今になって見返しても意外と有用な内容が書かれていると我ながら思ったので、重要度順にまとめてみたいと思う。主に特上卓をクリアしたい人の参考になれば幸いに思う。

着順を意識した押し引き

渋川難波プロの名著『魔神の読み』にこんなことが書かれてある。

トップ目は引き気味に、2着目は少し引き気味に、3着目は若干押し気味に、ラス目はかなり押し気味に

これだけでも非常に大切なことなのだが、自分はこれをさらに天鳳感覚に当てはめて次のような基準を設けてみた。

トップ目と2着目は引き気味に、3着目はラス目には押し気味に、ラス目はかなり押し気味に

つまりはラスを引いたときのポイント失点が重い天鳳だから、連帯に食い込んでいる時はあまり無理をしない。3着目もあまり無理をしたくはないが、ライバルのラス目を放っとくと結局は自身のラス率が上がるから、そいつに対してだけは少しは強気になろうという話だ。

点数や着順を意識した押し引きができるようになってからはラス率が減ったように思う。

ラスの時こそ冷静に

自分がラスを引くときのパターンで最も多かったのが、

序盤で満貫以上に放銃→メンタル崩壊して雑に打つ→無謀な打牌から放銃してトビ終了

というものだった。

ただ打数を重ねるなかで思ったのは「序盤の失点って意外と結果に影響しねえな」ということである。もちろん放銃しないに越したことはないのだが、それが自信を持った選択なら気にしても仕方がないし、次に考えるべくは「失点した状態をどのように挽回するか」ということだけである。

こういう風に考えられるようになったのは、やはりある程度の打数を重ねることで麻雀のゲーム性に対する理解が深まったからなのかなと思う。麻雀は最善を尽くしてもラスを引くような残酷さを持つ競技だが、一方で沈んだ者に嘘みたいな幸運を与える優しい側面もあることを忘れてはいけない。安西先生ではないが、諦めたり雑に打ったりしたら、その時点でもう勝ち目は無いのである。

二段目で方針を決める

『ゼロ秒思考の麻雀』の中に「定点チェック」という概念が登場する。ざっくり言うと捨牌が二段目や三段目に入ったところ(もっと細かくして4巡目、10巡目とかでもいい)で、自身の手のイケる感を判断しておくという方法だ。方針を決めておくことで押し引きに迷いにくくなるメリットがある。

自分の場合は主に二段目に入ったところで攻めるべき手か引くべき手かを判断するようにしていたが、それに加えて門前でいくか鳴くべき手かも考えるようにしていた。例えば「めちゃくちゃ好形の一向聴だけど、他家の仕掛けも入っているし9巡目以降は鳴こう」とかだ。

方針を決めておくと迷わない。迷わないとミスが起きにくくなるし、リソースを他の部分に割く余地が生まれるところにメリットがあると思う。

序盤ガバガバ、決まったらスリム

手牌を目いっぱいにするか、安全牌を抱えつつスリムに構えるかは悩ましいところである。とはいえいちいち悩むのも面倒なので、とりあえずの基準として方針すら決まっていない序盤では目一杯に構えておき、形が定まってきたら初めてスリムに構えるかどうかを考えることにしていた。

稀に早いリーチを受けて困ることはあるが、それは気合で乗り切る。あくまで「稀」なことなので、そこを心配する必要も無いだろう。

親の仕掛けに敏感になる

親がダブ東を仕掛けた場合、手の中にドラがあったら最低で5,800点である。ドラ・赤を含めた2副露の仕掛けがあったとして、手の中にもう一枚ドラがあったら最低で11,600点である。

当たり前すぎる話だが、自分が言いたいのは親の仕掛けというのはとにかく危険ということだ。上のような仕掛けがあった場合は、自分の手牌が本当に攻めるべき手かをいつも以上に精査しないといけない。混一色なんかも危険度が高い。

捨牌でこれだけは見る

捨牌を全部記憶する必要は無いと思うが(そもそもできない)、これだけは見ておきたいのが、

  1. 副露手出し
  2. 役牌カウント
  3. リーチ者のスジカウント

である。ここから得られるヒントが多いからだ。①が最重要。速度や危険牌をそれなりの精度で割り出せる。②は主に手役不明の仕掛けが入ったときだろうか。また仕掛けの打点を測るときなどにも有用。③については自分が押し返したいときだけで良いと思うが、いつもやっておくに越したことはないのかもしれない。

自慢じゃないが自分はこれ以外はほとんど見ていない。搭子落としや対子落としなどの特徴的なのは見るようにしてるけど、完全に見落とすときもあったり。練習したいと思います。

おわりに

ところどころで抽象的な話になってしまった感が否めない。とはいえこうして振り返ってみると、漠然と打数をこなしていたようで実は色々と考えながら打っていたんだなとしみじみ思う。いい経験でした。

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