ベースボールの精神

MLBの珍プレー好プレーを見ていると身体能力の違いを見せつけられるエグいプレーが多いのだが、それと同じぐらいに目立つのは選手同時がふざけあったりじゃれ合ったりしている光景である。時には審判まで巻き込んで子供のようにキャッキャしているようなこともある。そんな様子を見て「こういうのいいなあ」としみじみと思った。

こういうときに自国を引き合いに出すのは好まないのだが、そうしないわけにもいかない。日本というのは真剣さが求められる場面になるほど「楽しむこと」を排除しようとする傾向があるように思う。そして自分はそういう風潮が嫌いである。だからそういう傾向が強い部活動で野球をすることが大嫌いだったし、気負わずにできる草野球が大好きだった。もちろんその傾向によって楽しみながら取り組むよりも大きな利益を生み出せることもあるだろうし、自分もそのように考えていた。ただMLBを見ていると、その考えがグラついてくるわけである。「楽しむこと」と「結果を出すこと」というのは相反するものではなく、むしろ両立するものではないだろうか。もしかすると相乗効果すら発揮するかもしれない。そんなのは数値化して比較できるものでもなければ、結局はお国柄の違いということになりそうなので、妄想に終わりそうではあるが。

ただ日本のプロ野球を見ていると選手は始まりから終わりまで神妙な顔をしているし、審判なんて阿修羅像みたいである。MLBの制度を取り入れる前に、個人的にはそういった精神的な部分を見習ってほしいと思ってしまう。プロ野球で選手と審判が笑い合うシーンなんて一生見れないんじゃないかな。

 

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