【野球】松坂大輔について

松坂大輔は自分がプロ野球史上で最も好きな投手である。たぶん。甲子園決勝でノーヒットノーランを成し遂げるスター性。美しいフォームから繰り出す最速156キロのストレートと切れのあるのスライダー。それだけの素材でありながら制球があまりよくないという未完成感。当時のプロ野球ファンからすると非情に魅力的な選手だったと思う。自分が西武ファンになったときは既にいない選手ではあったが、彼がライオンズに所属したというのは誇りだ。

そんな松坂がいまや中日にテスト試験を受けるような立場となっている。メジャーから帰ってきた松坂は肥えた食用豚のようになっており、またフォームもガタガタで西武時代の面影はまったくなかった。ソフトバンクに異例の高待遇で獲得されたはいいが、それにもかかわらず一軍登板は一試合。しかも炎上。過去の松坂はもういないと思った人が大半だろう。自分がまさにそうで、松坂はすでに追憶のなかでだけ輝く存在なのだと割り切っている。中日のような球団がいることが奇跡だと思わざるをえない。

あれだけ心がときめいた選手なのに、ここまで態度が変わるというのはプロ野球の実力主義を反映しているのかなと思う。ファンにとっても成績を残さない選手は魅力的に映らないのである。そういうわけで個人的には松坂は過去の人だが、他球団で活躍するならそこそこ応援したい選手ではある。中日のローテに入って7勝ぐらいしたら手のひらを返しかけると思う。

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