『千と千尋の神隠し』をあらためて見て

ひさしぶりに『千と千尋の神隠し』を見たが、昔とは違う角度から作品を見ている自分に気がついた。作品における表現技法や音楽、登場人物などの表面部分より、むしろ話の中では語られない部分に意識を向けてしまう。ひねくれた性格になったのか、それとも鑑賞力が多少は成長したのか。どちらでもいいが、昔と今で自分の内面に変化があり、それが作品の見方に影響を与えたということなのだろう。

精神面の変化というのは家族の容姿みたいなもんで、自分ではなかなか気がつけないものである。ただこうして昔に触れたものを通して、ふとその変化に気がつけるというのは芸術作品の持つ効用のひとつに思う。別にゲームだって写真だって、なんでもそうだけども。その変化が良きにしろ悪しきにしろ、それに気がついたときというのは自分にとってはなかなか感動するものである。そういった機会を増やすためにも色々なものに触れて種を蒔いておくのは大切なのかもしれない。

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